古い建物って大丈夫?
皆様、こんにちは!シマです!
(不動産の辞書Youtubeチャンネル)
本日は、このテーマをお話ししたいと思います。詳細については、以前配信の以下の動画「古い建物って大丈夫?」をご参照下さい。
古い建物って大丈夫? |
|
---|
「新耐震」と「旧耐震」の違い
(1)旧耐震
昭和56年(1981年)5月末以前
震度5程度の地震に耐えうる建築物
↓
いくつかの震災を経験(例、昭和53年の宮城県沖地震)
↓
(2)新耐震
昭和56年(1981年)6月以降
震度6強以上の地震で倒れない建築物
※ポイントは、建物完成ではなく役所申請時点
耐震化の実態
都内にある旧耐震基準の分譲マンション
耐震診断を行った物件は17.1%
実際に耐震改修工事の実施率は5.9%
※「東京都マンション実態調査(2013年)より」
特に世田谷区や港区、新宿区、渋谷区などで多い。
耐震補強工事は、
・費用がかかる
・物理的な問題
・テナントや住民の承諾(場合により営業補償等の費用負担も)
・テナントや住民への営業や生活への影響
どんな影響があるか?
(1)ローンの審査
・担保割れになるリスク
・担保物件の物的損傷リスク
→金融機関が消極的になる
(2)住宅ローン控除が使えない
新耐震基準を満たす建物
<対処法>
「耐震基準適合証明書(適合証明)」
(新耐震基準を満たすことを証明する書類)
→適合証明や他複数基準をクリアし、旧耐震建物でも、フラット35等利用可
旧耐震を購入する場合のメリット・デメリット
<メリット>
・安い!
<デメリット>
・ローン審査
・住宅ローン控除
・修繕、メンテナンスコスト
・保険料
購入する際のポイント・注意点
・なるべく低層建築物
・建物の構造チェック(「壁式構造」が「ラーメン構造」より良い)
・各金融機関の旧耐震物件への審査基準を事前にチェック
・東日本大震災のときの状況を調査・ヒアリング
是非、様々な不動産関連の情報収集をされて、色々知識を増やしていってください!
不動産の辞書Youtubeチャンネルでは、不動産の投資に関する様々なトピック(例、優良物件の買い方、不動産の税金の一覧、価格の求め方のコツ等)を動画でご紹介しています。もしチャンネル登録がまだの方がいらっしゃいましたら、是非チャンネルの登録の方宜しくお願い致します。
多数の不動産投資サービス会社の中から、私自身の長年の業界経験を踏まえ、
特に信頼・おススメできる2社のみ厳選!(現物投資と少額投資1社ずつ)。
【不動産現物投資おススメNo1】
東証マザーズ上場企業GA Technologies運営のライフプラン診断。
購入可能上限額・おススメの運用例・老後の資産保有イメージが分かります。
今だけ、無料の投資ニーズ相談でAmazonギフト券3万円分がもらえます!
不動産投資も学べる&アマギフ3万円で、まさに一石二鳥!
【不動産少額投資おススメNo1】
東証マザーズ上場企業ロードスターキャピタル運営の不動産クラウドファンディング「Ownersbook」。少額投資から不動産投資をスタートできます。
ほとんど利息が付かない銀行預金よりも、一部を不動産クラウドファンディングに分散してみることをおススメします。
不動産業界の長い私から見ても、同社の担当者は不動産のプロ中のプロです。